ゲルソン療法の効果を評価する新たな研究がスタート

20年前、ゲルソン・リサーチ・オーガニゼーション(GRO)はゲルソン・インスティテュート(GI)とともに、Dr.ゲルソンの食事療法で治療した悪性黒色腫(メラノーマ、悪性度がもっとも高いと考えられている種類のがんの一種)の元患者の20年分の記録を追跡調査し、まとめた報告を出版しました。

 

 

1995年、ゲルソン療法を行った悪性黒色腫患者のその後の生存率は、化学療法と当時のサイトカイン療法による生存率に比較して、あらゆるステージにおいて非常に高いことがわかりました。

 

2018年、ゲルソン・リサーチ・オーガニゼーションとゲルソン・インスティテュートは外部の専門家とともに再びチームを結成し、悪性黒色腫の元患者の40年分の記録を追跡調査し、報告を出版することに着手し始めました。

 

この悪性黒色腫の研究はとても重要なものです。

 

イピリムマブ(ヤーボイ)などの薬が悪性黒色腫のための“免疫療法”と考えられている今、現代のバイオ製薬会社が発表するそのベストな結果と、消化器から栄養を供給するゲルソンの免疫療法の結果を比較するのは、誰が見てもわかりやすいからです。

 

 

私たちのデータベースに保管されている元メラノーマ患者さんやそのご家族にはこの調査研究へのご協力を求めるお便りをすでに郵便でお送りいたしました。もちろん、皆様がたから新たな情報をご提供いただければそちらも大歓迎です。

  1. 認定ゲルソン・プラクティショナーの管理下でゲルソン療法を行った悪性黒色腫の元患者さん
  2. 認定プラクティショナーの助けなしにゲルソン療法を行った悪性黒色腫の元患者さん

どちらに該当されるかたからのご連絡もお待ちしております。

 

私たちは、あなたやご家族がゲルソン療法の治療でどのように過ごされたのか、その結果が良かったか悪かったにかかわらず、知りたいと思っています。私たちはすべてのストーリーを求めています。あなたの情報は、科学的記録、歴史的記録として残されます。

 

ゲルソン療法に関するこうした研究を将来的にたくさんご覧になりたいと思われるかたは、その遂行のためにもNPO組織であるゲルソン・インスティテュートに寄付をお願いいたします。

筆者:ガー&クリスティーン・ヒルデンブランド、テイラー・オリバー

投稿&編集:ニコール・フェラー

コピーライト:ゲルソン・インスティテュート

日本語訳:ゲルソン・アンバサダー、氏家京子

 

原文掲載URL:https://gerson.org/gerpress/making-history-new-melanoma-research/